浴室手すりの位置選びで安心安全な入浴を!

query_builder 2025/02/14
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浴室の手すり、どこにつけたら安全で使いやすいのか悩んでいませんか?
高齢者の転倒事故は深刻な問題です。
浴室での転倒を防ぎ、安全で快適な入浴を実現するために、手すりの設置場所は非常に重要です。
この記事では、浴室手すりの種類別に適切な設置場所や、選び方のポイントを分かりやすくご紹介します。
安全な入浴空間を作るためのヒントも満載です。


浴室手すり位置の決定ガイド高齢者も安心安全な設置場所選び

手すりの種類と適した設置場所

・縦型手すり:立ち座りの補助に最適です。
浴槽の壁側や洗い場のイスの近くに設置することで、立ち上がりや座り込みをスムーズに行えます。
特に浴槽の壁側への設置は、浴槽への出入りを安全に行うために有効です。
洗い場への設置は、身体を洗う際やシャンプー・リンスを使用する際に便利です。

・横型手すり:移動の補助に役立ちます。
浴室の出入口付近や浴槽の壁面に沿って設置することで、移動中の転倒を防止します。
浴室と脱衣所の間に段差がある場合にも有効です。
また、タオルやバスマットを一時的に置く場所としても利用できます。

・L型手すり:縦型と横型の両方の機能を備えています。
浴槽と洗い場の間に設置することで、浴槽への出入りと洗い場での移動の両方をサポートします。
スペースに余裕がない場合でも、一つの手すりで複数の動作を補助できるため便利です。
ただし、設置スペースを考慮する必要があります。


浴室手すり位置を決めるための3つのポイント

・家族の身長:手すりの高さを決める際に最も重要な要素です。
利用者の身長に合わせて、無理なく手が届き、かつ安定してつかまれる高さを設定する必要があります。
高齢者や体の不自由な方が使う場合は、特に慎重に高さを検討する必要があります。
しゃがむ、座る動作を考慮し、使いやすい高さを探ることが大切です。

・浴槽の深さ:浴槽の深さによって、適切な手すりの種類や高さが異なります。
深い浴槽の場合は、立ち上がり動作を補助するために、浴槽の縁付近に縦型またはL型の手すりを設置するのが効果的です。
浅い浴槽であれば、腰掛けた状態でも手が届く高さを考慮しましょう。

・浴室の素材:浴室の壁や床の素材によって、手すりの取り付け方法や適切な位置が異なります。
タイルやプラスチック板などの滑りやすい素材の場合は、滑り止め加工が施された手すりを選び、しっかりと固定できる場所を選びましょう。
素材の特性を理解した上で、安全な設置場所を選定することが重要です。


具体的な設置場所例と注意点

・出入口:浴室の出入口付近に手すりを設置することで、入浴時や脱衣時の転倒を予防できます。
ドアの開閉に支障がない位置を選ぶことが重要です。
I型手すりが適しています。

・洗い場:洗い場には、身体を洗う際に支えとなる手すりが役立ちます。
横型手すりやI型手すりの設置が考えられます。
シャワーヘッドの位置や、シャンプー・リンスなどの置き場所も考慮しましょう。

・浴槽:浴槽への出入りを補助するために、浴槽の縁付近に縦型またはL型の手すりを設置します。
浴槽の深さや利用者の身長に合わせて高さを調整する必要があります。
L型手すりは、浴槽内での移動にも役立ちます。

・注意点:手すりは、しっかりと固定されていることを確認しましょう。
グラついたり、抜けたりするような状態では、かえって危険です。
定期的な点検を行い、必要に応じて修理や交換を行いましょう。
また、手すりの素材やデザインも、浴室の雰囲気に合ったものを選びましょう。


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浴室手すり位置と安全性の関係安全な入浴空間を作るための工夫

転倒防止のための設置位置の工夫

・複数の設置:複数の場所へ手すりを設置することで、より安全な入浴空間を確保できます。
浴槽への出入り、洗い場での移動、出入口など、必要な場所に適切な種類の手すりを設置しましょう。
複数の種類の組み合わせも有効です。

・補助器具との併用:手すり以外にも、浴槽の縁に設置する滑り止めマットや、浴槽への出入りを補助する踏み台などを併用することで、さらに安全性を高めることができます。
これらの補助器具と手すりを適切に組み合わせることで、より安全な入浴環境を実現できます。


身体状況に合わせた高さ調整の重要性

・個々のニーズ:手すりの高さを調整することで、利用者の身体状況に合わせた安全な入浴環境を作ることができます。
高齢者や体の不自由な方は、特に高さ調整が重要です。
利用者の身長や体格、そして動作のしやすさを考慮して、最適な高さを設定しましょう。

・柔軟な対応:必要に応じて、手すりの高さを調整できる製品を選ぶことも有効です。
状況の変化に応じて柔軟に対応できるよう、調整可能な手すりを検討してみましょう。


素材選びとメンテナンスによる安全確保

・耐久性:耐久性があり、水に強い素材の手すりを選びましょう。
浴室は湿気が多く、サビや腐食が起こりやすい環境です。
そのため、耐久性のある素材を選ぶことが、手すりの寿命を長く保つことに繋がります。

・メンテナンス:定期的な清掃や点検を行いましょう。
カビや汚れが付着すると、滑りやすくなるだけでなく、手すりの寿命も短くなります。
定期的な清掃と点検によって、手すりの状態を良好に保ち、安全性を維持しましょう。


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まとめ

この記事では、浴室手すりの設置場所選びについて、種類別の適切な位置、具体的な設置場所の選び方、そして安全性を高めるための工夫を解説しました。
家族の身長、浴槽の深さ、浴室の素材を考慮し、利用者の身体状況に合わせた最適な位置を選定することが重要です。
複数の場所への設置や補助器具との併用も有効です。
安全で快適な入浴環境を作るために、ぜひこの記事を参考に手すりの設置を検討してみてください。
定期的な点検とメンテナンスも忘れずに行いましょう。
安全な入浴は、健康な生活を送る上で不可欠です。
適切な手すりの設置で、安心安全な入浴空間を実現しましょう。


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