オフィスリフォーム
オフィスのリフォームを行いました。
柱を残した状態で、オフィス内をすべてリフォームしています。
和風の玄関も改修し、とても綺麗になりました。
落ち着きのある素敵なオフィスですね。
リノベーションやリフォームを検討中の家主や住宅所有者にとって、柱や構造物は頭を悩ませる存在でしょう。
特に、既存の柱や構造物をどのように活用するかが問題となります。
リフォームで間取りを変えたいとき、柱が邪魔になることがあります。
しかし、全ての柱が邪魔なわけではありません。
特に、木造軸組工法(在来工法)で建てられた日本の戸建てでは、抜ける柱と抜けない柱が存在します。
抜ける柱は主に「管柱の一部」と「間柱」です。
管柱は階ごとに分断されている柱で、一部は補強によって撤去可能です。
間柱は壁の下地材を貼るための柱で、多くは撤去できます。
一方で、抜けない柱は構造上、建物を支えるために必要な柱です。
これには「通し柱」と「管柱」が該当します。
通し柱は土台から軒まで通る柱で、建物の強度と耐震性を確保するために不可欠です。
管柱も構造部材であり、床や壁を支える役割があります。
抜ける柱と抜けない柱、それぞれの特性を理解し、それを活用することで、機能的かつデザイン性の高い空間を実現できるでしょう。
柱や構造物は制約とも言えますが、その制約をクリエイティブに活用することで、より豊かな住空間が手に入ります。
Before
After